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女の怨念…恐るべし!
「ダブル・ジョパディ」とは、同一の犯罪で2度は有罪とならないというアメリカの法律のこと。夫婦で湖上の遊覧旅行中、夫ニックが行方不明に、寝室は血まみれで当然のように妻リビー(アシュレイ・ジャッド)に夫殺しの容疑が…。投獄され養子にだした一人息子と別れ別れになりながらも再び息子と会う日を夢見るが、ある日突然音信不通に…。調べていくうちに死亡したと思われていた夫が保険金詐欺を行い、見事に自分を陥れたことを知る。
いいタイミングというかなんというか、獄中で元弁護士と知り合い『二重罰則の禁止』を教えられ、”もう一回殺してやる”とばかりにひたすら出所後に備えて刑務所でトレーニングを重ねます。出所後、保護監察官トラヴィス(トミー・リー・ジョーンズ )の追跡を受けながらも執拗に夫の後を追い掛けて、そして追い詰めていきます。しかしながらこの元夫、奥さんを刑務所に送るくらいのワル、逆に彼女を亡きものにしようとたくらみますが…。
裕福で世間知らずだった女性が復習に燃えてたくましく変貌するのをアシュレイ・ジャッドが演じています。復習を決意し刑務所内で軍隊に入っているかの様なトレーニング。人間ここまで変わるのかと思わせるほどです。またトミー・リー・ジョーンズが、過去にトラウマのある保護監察官を演じています。
設定が特殊でなかなかの出来だと思うのですが、全体的にもうひとつ盛り上がりに欠けるような感じがしてもう少しハラハラ、ドキドキがあればなあ…。って感じ?ちょと刺激不足かも?
