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何故か女の子には指示されています。
ニューヨークで最もユニークかつ優れた才能の輝きを見せているマルチ・アーティスト、ヴィンセント・ギャロの監督、脚本、主演、音楽を担当した長編処女作。
1966年、ニューヨーク州バッファローに生まれたビリー・ブラウン(ヴィンセント・ギャロ)。彼は5年ぶりに刑務所から釈放され、故郷に帰ることになる。ところが、実家に電話を入れたビリーは、母親と口論になった末、逆上して「女房を連れて帰る」と啖呵を切ってしまう。思いあまったビリーは、通りすがりの女、レイラ(クリスティナ・リッチ)を拉致し、両親の前で妻のふりをするよう脅迫する。無事対面を済ませた彼は自分を刑務所に送り込んだ裏切り者への復讐に挑む…。
感想としてはかなり評価に苦しむのですが一言でいえばかなり”独りよがり”の感じのする映画でした。何がどうこうというよりテンポも少しイライラさせるし、ストーリーも主人公のビリーの心の葛藤がかなりを占めていたのもあって少し整理されていないというか…。評価に困るというかけっこうモヤモヤした気持ちにさせる映画です。
ところがこれが女の子には指示されているという…?男性はNGをだすのですが、女性ではいい評価を得ているようです??これはどういうことなんでしょう?ただ単にヴィンセント・ギャロがかっこいいからとう理由なのか、それとも主人公ビリーの寂しさ、孤独を見抜いたレイラに感情移入して母性本能をくすぐられたのか??(女性の方で誰か意見ください!!)
いずれにせよ、評価の難しい映画です。ちなみにミッキー・ロークも少しだけ出演しています。
