エニイギブンサンデー

評価:4 つ星評価: まあま良い
  • 語るのよアル・パチーノが…!

    プラトーン」「JFK」のオリバー・ストーン監督がアメリカの国技ともいえるアメリカンフットボールを舞台にした人間ドラマ。タイトルの”エニイギブンサンデー”とはアメフトの試合が毎週日曜日に行われており、全てはその日(日曜日)のために男たちは熱き思いをぶつけ、激しい戦いを繰り広げてゆく…っていう意味合いからつけたみたいです。

    舞台はアメリカン・フットボールの世界。ストーリーはそろそろ引退をしてもいい年頃のコーチのトニー・ダマト(アル・パチーノ )とスポーツをお金のためだけに考える若きオーナーのクリスティーナ(キャメロン・ディアス)がチームの運営、作戦を火花を散らしながら、それを取り巻く人間たち…。自分の才能に溺れる若きスタープレーヤーのウィリー(ジェイミー・フォックス)、金に魅入られて選手を道具のように考えているチームドクターのハーヴェイ(ジェームズ・ウッズ)等。アメフトをあまり興味ない人にはイマイチ…って思うかもしれませんがそれを補うのに十分な迫力ある映像、音楽!アメリカ人のアメフトにかける情熱のすごさを感じちゃいます。

    なんといってもこの映画はアル・パチーノ様々でしょう!役柄にマッチした彼の個性が光ります!アメフトがわからなくてもクライマックスの試合前のロッカールームでのトニーの『語り』のシーンはオススメ!!まさしく、熱弁!戦う男の内面が溢れだし、関を切ったように熱く語ります。私的にはこういうシーンがあるだけで満足です!!

    物語の最後にそれまで語っていたトニーの人生論に対して彼自身が”そんなこといったってそればかりじゃねぇ….”という感じのオチのようなシーンもあります。

    人生を語るアル・パチーノがみたいならこの映画をお勧めします!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください