ビューティフル・マインド

評価:評価2.5: いまひとつ
  • ”好きな形は?”

    アカデミー作品賞、監督賞、脚色賞、助演女優賞(ジェニファー・コネリー)作品。心にある病と戦いながらもノーベル賞を受賞したケビン・ナッシュの物語。

    数学者の卵、ケビン・ナッシュ(ラッセル・クロウ)、学問に没頭するあまり周囲からは変人扱い。唯一の友達はルームメートのチャールズ(ポール・ベタニー)だけ。独自の理論を確立し一躍数学界のスターとなったナッシュはソ連の暗号文を解読したことで諜報員パーチャー(エド・ハリス)から極秘任務を受ける。危険な仕事から襲われるプレッシヤーに押しつぶされ精神を病んだナッシュは妻のアリシア(ジェニファー・コネリー)に支えられ再起をかける。

    『感動』よりは何か考えさせられるタイプの映画。いろいろとコメントしたいのですがネタバレになってしまいそうです。特に予備知識なしで予告編程度の知識しかない人にとっては以外な展開(逆にこれで感動もの?と感じてしまうかも)。

    一般に我々は人間関係、家庭、仕事といろいろなストレス、プレッシャーと対峙して生活しています。その要因の一つが自身の心の中での戦い。”もう一人の自分”というものをこの映画で意識させられました。

    作品や監督の評価もさることながら主演のラッセル・クロウも好演!『グラディエーター 』とは全く違ったキャラクターを演じきりプライベートからは全く想像できないくらいの怪演ぶり!!助演女優賞を獲得したジェニファー・コネリーも(私にとってはひさびさですが)。うまく演技派に転向できたかな??という感じ。

    内容からして堅い作品ですが唯一笑えた(??)のがナッシュがアリシアをパーティで口説いたシーン…。”好きな形は?”のシーンに思わずつっこみたくなりました。(でもそう思いながらもいい勉強になったりして(笑))

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