13デイズ

評価:3 つ星評価: 普通
  • 主役はケビン・コスナーではありません

    1962年10月16日。二日前、偵察機がキューバ上空から撮影した写真に弾道ミサイルが確認。大統領は直ちに閣僚を招集。軍部はミサイルが実戦配備される前に空爆を行うべきと主張。ケネディ大統領(ブルース・グリーンウッド)は第3次世界大戦に直結する空爆は避けたかった。彼が本音を打ち明けられるのは弟のボビーことロバート・ケネディ司法長官(スティーブン・カルプ)と大統領特別補佐官のケニー(ケビン・コスナー)だけだった。全世界が核戦争の危機にさらされた悪夢の13日間がこうして始まった。

    国の危機的状況を舞台に様々な思惑が交差する人間ドラマです。あくまでも合衆国の視点から見た内容なのでこの内容を全てそのまま認識するのは…?と思いますが、単なるドラマとしては『課長島耕作』をみるより面白いと思います(笑)。爆撃を避けようとする大統領を”弱腰”とする軍部、外交交渉でも妙案がなく苦悩するなどケビン・コスナーが出演していますが彼が主役という印象は極めて薄く、ケネディ兄弟とケニーの3人が『共に信じれるものは我々のみ』という感じで孤独な戦いを繰り広げます。『JFK』にもケビン・コスナーが出演していましたが。国家相手に立ち向かう正義の検事の戦いとは違って今回は国対国の駆引きがテーマの為、個々の俳優うんぬんよりは映画全体を楽しむのがこの手の映画の正しい鑑賞方法ではないでしょうか?

    史実のとおりアメリカは”海上封鎖”で対抗します。成功したかのように思えたのですが、大詰めの外交段階でソビエト側でクーデーター、(フルシチョフ失脚?)の噂が…。両大国の駆け引きにかなりの緊張感を感じます。

    みなさんも御存知の通り、史実ではこの何年か後にケネディ兄弟は暗殺されますが、映画の中で軍部と意見が対立する彼らをみて”これが後にあの事件の伏線になっていくのかな…?”と感じちゃいました。

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