スター・ウォーズエピソード2

評価:評価2.5: いまひとつ
  • ヨーダ強し!!!

    惑星ナブーの戦いから10年、アナキン・スカイウォーカー(ヘイデン・クリステンセン)はオビ=ワン・ケノービ(ユアン・マクレガー)もとでジェダイの騎士になるべく修行の日々を過ごしていた。そんなおり、元ナブーの女王で今は元老院議員のアミダラ(ナタリー・ポートマン)の暗殺未遂事件が発生。評議会の命令によりオビ=ワンとアナ キンはアミダラを警護する任務に着く。アミダラとの久々の再会心ときめかせるアナキン。禁断の愛に2人は揺れ動きながら事態は全ての人の運命を左右する巨大な陰謀が動きだしていた。

    スターウォーズシリーズはいつまでも子供の心を持ったジョージ・ルーカスだからこそとれる作品、まさに典型的な冒険活劇ではないでしょうか?そうとらえれば少しものたりない人物描写もアクションや作品のテンポでカバーしていればOK!今回については特にそれを強く感じました。といっても今回はアナキンの心理描写を描かないわけにはいかないのでその分ドラマ性はあったと思います。(ただ全体として各シーンの描写の関連が薄いような….)

    どれもそうだと思うのですけど3部作ものは真ん中にあたる2作が一番重要で面白いですよね。1部が人物の紹介や物語の背景等のガイド的役割がどうしてもメインになってしまいますが、2部は前作を踏まえて起承転結の”承・転”がよく描かれます。そのパターンはエピソード2も同様でアナキンとアミダラの恋物語を描きながらも大事なクローン戦争についても描くということができています。おそらくスタウォーズシリーズの中でも今回が一番重要な意味を持つと思いながらみたからなのかカット割りやテンポがシリーズの中で一番よかったと思ったのは私だけでしょうか(笑)

    ところで今回の一番の”目玉”はあのヨーダの華麗?なるアクションシーンが拝めること!はっきりいってすごい!!まさかこれほど強いとは…。これだけでもこの映画3回は観る価値があります(笑)!あまりのその凄さは強烈過ぎて声をだして笑ってしまいそうな程です。(でもこれだけ凄いのに何故、あの謎を見抜けないのだろう??)

    一見すると観終わったあと”え?ところであの謎は??”と思う人もいるかもしれませんがシリーズ全体を考えるとよく理解できるかと思います。それだけ今回はピソード3への伏線がしっかりとはられていて前作ではあまり目立たない人が次第にクローズアップされていきます。(案外分からない人も多いみたいですね。)

    ”退屈なストーリー”とユアン・マクレガーに言わせる程、実際盛り上がりに欠けた前作だっただけに今回はそれ以上悪くはないだろう??という気持ちで観たのですけど、予想以上に興奮できる内容だったと思います。

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