インデペンデンス・デイ

評価:2 つ星評価: ビミョー
  • アメリカ合衆国よ、戦っているのは君たちだけなの?

    地球征服のためにやってきた巨大UFOが世界各地を襲い、絶滅の危機に陥った人類が、団結して立ち向かうSF映画。

    UFOの攻撃を受け壊滅状態のアメリカ合衆国、人類の未来に絶望する大統領であったが40年前に捕獲した宇宙人と異星人が地下の秘密基地に隠されていることを聞く。その基地に空軍のパイロット、ヒラー(ウィル・スミス)が捕獲してきた宇宙人を連行、そしてコンピューター技師のデヴィッド(ジェフ・ゴールドブラム)のひらめきが大統領を動かし人類は最後の戦いに挑む。

    ストーリーの流れ的には悪くないのですが、ただ内容がまるで戦っているのはアメリカ合衆国だけという印象をうけました。(そう言われると、『宇宙戦艦ヤマト』も乗員はみんな日本人、戦っているのは日本人だけ?)

    ストーリーの発想としては面白いのですが、やはり無理がありますよね?例えば、

    1. はるか彼方からやってくるUFOとアメリカ空軍機が互角に戦闘できるのが凄い!
    2. 長い間のっていなかったのにすぐ最新戦闘機を簡単に操縦して戦闘に参加できる民間人や大統領たちが凄い!
    3. 戦闘前に民間人から志願兵を募集したり、大統領が演説しているのに宇宙人たちが気が付かないのが凄い!
    4. 遥かに進んだ科学を誇る宇宙人のコンピューターに人類が簡単に侵入できるのが凄い!
    5. 40年前のUFOに気が付かない??(進歩していない??)宇宙人と彼らのメカが凄い!

    以上、他にもいろいろあるでしょうけど、お金がかかっているのと、アメリカ国民の愛国心を刺激したのがヒットした要因でしょう。ただ日本で同様の映画がつくられてもたいしたヒットしないでしょう。同じ内容の映画でも日本の映画は何故か安っぽくみえてしまう…。多分、空中戦のシーンなんかあれば”ピアノ線”が頭に浮かんでくるのは私だけでしょうか….。

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