グラディエーター

評価:評価3.5: 良い
  • 渋くて、かこっよくて、怖い顔!

    A.D180年。五賢帝最後のローマ皇帝アウレリウスの時代。余命幾許もない彼は後継者を野心に満ちた実の息子コモドゥトス(ホアキン・フェニックス)よりも野心もなく部下からも指示されるマキシマス(ラッセル・クロウ)にと考えていましたが、そのことを知ったコモドゥトスに命を奪われます。そしてコモドゥトスは実の息子よりも父に愛されていたマキシマスを憎み、抹殺しようと企てます。なんとか危機を脱出した彼ですが怪我をしながらも家族の安否を思い故郷に駆け付けますが…。物語は将軍から奴隷にまで身をおとしてグラディエーターとなったマキシマスが皇帝コモドゥトスへの復讐を果たす展開。最後は皇帝との一騎討ちが用意されています。

    この映画のポイントはなんといってもマキシスことラッセル・クロウの演技でしょう。家族を奪われた失望感から復讐に燃える、特にグラデイエーターとしての決闘シーン、圧倒的強さをみせながらも渋くて、かっこよくて、怖い顔をした彼に注目してください。戦闘シーンも迫力があり、特にローマのコロシウムでのマキシム率いるグラディエーター軍団とローマ戦車軍団の戦い、しびれます!!ただ一つ注文をつけるなら、最後の展開が…。私的にはイマイチかな??って。(でもああいう展開になるしかないんでしょうか?)

    監督は『エイリアン』、『ブレードランナー』、『ブラック・レイン』のリドリー・スコット。この映画の脚本を手にした時まっさきにマキシマスにラッセルクロウの名前があがったとか。彼いわく『マキシマスはこの映画の魂だ。偉大な戦士の獰猛さをリアルに表現でき、同時に強い信念と個性を備えた人間を演じられる俳優が必要だった。ラッセル・クロウは、過去全ての役で、激しさや威厳、断固とした説得力を遺憾なく発揮してきた。』とか。

    ひさびさにみたスケールの大きい歴史スペクタル!とにかくラッセル・クロウに注目してください。

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