マルコヴィッチの穴

評価:4 つ星評価: まあま良い
  • コメディではありません!

    人形使いクレイグ(ジョン・キューザック)は、才能はあるけども上演する内容がマニアックで低俗な面もあり時には客にぶん殴られるというようなうざつのあがらない日々を過ごす。ペットショップに勤める妻・ロッテ(キャメロン・ディアス)の勧めもあって定職に就こうとビルの「7と1/2階」にある小さな会社の書類整理の仕事に就く。ある時、彼はキャビネットの後ろに落ちた書類を拾おうとすると、そこには、謎の扉が…。実はその穴は俳優ジョン・マルコビッチの脳へとつながっているのだった。クレイグは、一目惚れしてしまったOL・マキシン(キャスリーン・キーナー)とともに、この穴を使って、一儲けしようと企むが・・・・。

    最初はコメディかなと思っていました。しかし実際は人間のエゴむき出しの醜い争いを描いたブラック・ユーモア的な内容になっています。”15分間だけマルコビッチになれる。”人間の変身願望なのか何なのか?このような特殊な設定がいろんな方面に波及し、登場人物たちの人生を大きく左右していく展開に”自分さえよければいい”というのをいやという程みせつけられ、見終わった後はなんとも言えないある意味嫌悪感さえ感じさせらるかもしれません。

    マルコビッチを意のまま操ることでもう一人の自分としての人生を過ごそうとするクレイグ、マルコビッチの穴を経験したことで同一性障害で苦悩するロッテ、クレイグを利用してお金とロッテを手に入れようとするマキシン、そして穴の秘密を知るクレイグの会社の社長…。

    アカデミー賞の監督賞・脚本賞ノミネート作品ということですが後半はやや暴走気味の展開なのが少し不満に思います。ただ、何故『穴』が存在したのかということは深く考えないようにしましょう(^^)

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